子供がネットで少し読んだ知識を曲解して偉ぶる問題

 昔からあったのかもしれないが、知識をつけはじめの子供というのは、読んだ知識に対する慎重さが欠けていることが多く、大した検証も経験もないまま、読んだままが真実だと思い込み(実際は違ったりするわけだが)、自分が読んだ内容と異なる真実をつきつけられた時、相手を激しく攻撃するという現象がネットの書き込みや、いわゆるコメントなどと呼ばれるものに目立つ気がする。

 所詮ネットでのやりとりなので、ああこいつ間違ってるな、と気づいた時は放っておけば、当人が勝手に恥をかき、そのうち本当のことに気づくのであえて関わる必要もないのだが、面倒なのは自分が発信した情報に対して子供(又は子どもと大人の間にいる者)が怒り狂って間違った反論をしてきた時だ。自分の情報が否定されれば、一応それに対する反論をしなければならないわけだが、自分が行った内容を子供が理解できず、子供が自分自身の主張をなにがなんでも押し通すという行動に出ると始末に終えない。

 情報を自分で取得し、新しい知識をどんどんつけていくというのは、昔と違いネットのある今では非常に簡単に行えるようになっており、快感である。一人で情報をあさり、新しい知識を得ながらも検証を行っていない子供というのは、時に誤った状態のまま悦に入っており、その知識の分野で自分の認識とは異なることを発信をしている元を見つけると、誤った状態のままでも反論したくなるものだろう。実際にこういった相手とやりあってみるとわかるのだが、相手に理解力と素直さがない場合、文字通り始末に終えない。なのでスルーするのが一番なのだが、そういった相手は感情に任せて罵詈雑言を浴びせてきたりもするものだ。

 現実社会でならそこまでの暴挙に出にくいだろうが、ネット空間というものは、現実では晒さないような本性を晒しているように思う。こういった人物は、慎重さが足りない割に攻撃性の強い一種の人格障害にも思えるが、現実社会で認識するよりももっと多く存在しているのかもしれない。