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電気柵感電死事件の過失男性が自殺 日本の有害鳥獣駆除法規制が厳しすぎ、暇な警察に害獣駆除をやらせないからこうなる

 あえて偏ったタイトルにしました。ご容赦下さい。

 皆さんは害獣対策用の電気柵というものをご存知でしょうか。都市部からあまり出ないという方には馴染みがないかと思われますが、畑や水田の周りに、微弱な電流を流した電線を張り、生体が触れるとショートを起こして、害獣等を寄せ付けないようにする目的のために設置されています。

 前々からこの電線の電流が適切かどうか気になっており、関係者に聞いたりしていて、その時は大丈夫という答えが帰ってくるのですが、実は調べてみるとかなり危険な電流量で扱っている農家が存在していました。人体は50mAの電流で感電すると、体の弱い人なら死に至ることもあり、100mAで感電するとほぼ死にます。私が発見したケースでは30mAというものだったのですが、これも十分危険な電流量であり、やはりというかなんというか、電気の安全についてあまりにも知識のない人たちが運用しているという実態があります。

 先日川にこの電線が垂れ落ちており、その川に入った人が2名亡くなるという残念な事件が起き、その過失側の男性が自殺しました。

 ここで言いたいことが有ります。日本の有害駆除はハードルが高く、農作物を荒らすサルやイノシシを資格を持たない者には簡単に駆除出来ない法律になっています(サルは基本的に狩猟禁止対象です)。罠猟免許は簡単に取れますが、罠猟で駆除できる数など限られており、広範囲を少人数でカバーすることは出来ません。銃猟免許はそこそこハードルが高いですが取れないということはなく、少人数で銃猟をしてもあまり効率がよくありません。また、突発的に遭遇した有害鳥獣を勝手に駆除したいというケースもあるでしょうが、銃猟や罠猟を行って良い場所というのは、猟区と呼ばれ規定されており、その外で行ったり、猟区から猟区の外へ弾頭を飛ばしたりすると重罰が科せられます(ばれればですが)。地域で行われる有害駆除活動も、猟友会の趣味の領域を出ておらず、効果を狙ってやっているものではありません。

 しかしここで少し考えると、日本には拳銃を腰に携えた暇な警官が何十万人も居ます。事件の少ない地方で、暇なパトロールをしている警官こそが、これら有害鳥獣をやらせる格好の人材ではないでしょうか。ただでさえ普段全く役に立たず、たまに捜査対象になった解決できる事件だけ解決している警察に有害鳥獣駆除をやらせればどれだけの無駄な税金が節約されるでしょうか。

 まぁ、現行の法律ではピストルは狩猟に使える銃の仕様ではない、という問題も有りますが、要は、普段大した働きも出来ない警官達を有害鳥獣駆除に回せば、地域パトロールと駆除を両立でき、税金の無駄遣いも無くせるという一石三鳥じゃないかということです。ピストルがダメなら警官たちに罠猟をやらせるというのも良いと思います。