お願いだからキーボード配列の標準をHappyHackingKeyboardに近づけてくれ

 現在日本で普通にパソコンを買った時一緒についてくるキーボードは、日本語配列キーボードがほとんどでしょう。それが普通なのだと思って使いはじめる日本人が多いのはあたりまえだと思います・・・が、実は日本で標準的に使われているキーボード配列は非常に効率の悪い配列なのです。

 ではどういった配列が良いのかと言えば、タイトルにずばりあるように、HappyHackingKeyboard(HHKB Professional/Lite)が採用しているような配列が今のところベストだと断じても間違いは無いでしょう。こんなことを言われると、なんて独善的なことを言ってるいる奴なのだお前は、と言いたくなる方もいらっしゃるでしょうが、そういった反応があることがわかっており、あえて言うだけの理由があると思って試していただきたいのです。

 キーボードの使い勝手は慣れによるところも大きいので、日本語配列キーボードに慣れきった人はそれでいいと思うものですが、特にプログラミングやターミナルでの作業をたくさん行う人にとっては、間違いなくUNIX配列から派生したHHKB配列が最強です。その他の人にももちろんお勧めです。

 具体的にどうイイのかという点を以下に示します。

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;、:が同じキーにある(効率大)。

’、”が同じキーにある(効率大)。

-、_が同じキーにある(効率大)。

(、)の位置が日本語配列のものより一つ右にシフトしていることにより(9,0キーに割り当てられている)、カッコを大量に入力するプログラミング等においてはホームポジションから手が横にあまりシフトすることなく、少ない労力で入力できる。実際に日本語配列と使い比べてみると、もう日本語配列には戻れない。

[、]、{、}が右手小指斜め右上すぐに配置されており、左Shiftを押しながら最小の動作で入力でき、左括弧→右括弧の順に従い隣合わせで配置されているので直感的に入力できる。

CtrlキーがAのすぐ横にあり、左手の小指を僅かに動かして抑えるだけで、Ctrl+入力が僅かな労力で行える(効率大)。

Ctrlキーのすぐ上にTabキー。Tabは位置的には日本語配列と同じだが、Ctrlキーの真上にすぐあるというこの組み合わせが非常に高い効率を生み出す。

Enterキーがホームポジション状態から右手小指を右に2つシフトした位置に横長キーとしてある(効果大)。

Enterキーのすぐ上にDelete且つBSキーがあり、右手小指でのアクセスが日本語配列よりも少ない労力で済む(効果大)。ただし、HHKBの種類によってはキーボードの後ろに付いているピンを操作してデフォルトでのキーの効果をDeleteかBSか選択する必要がある場合があるが、簡単に設定できる。デフォルトでBSにしておいたほうが無難。

PageUp、PageDownといった特殊キーがアルファベットキーに割り当てられており、Fnキーと一緒に押さないと機能しないが、Fnキー自体が押しやすいので慣れると最小の右手の動作のみでそれらの操作ができる。これはUNIXLinuxで有名なエディタであるVIMの基本操作にもあるのだが、そのあたりから来ているような気がする。

 上記の点が、主に作業効率を大幅に上げるものだと長年使っていて断言出来るわけですが、実際に触ってみないと文章ではわかりづらいところもあるかと思います。加えて、いつも使ってる配列と別のを覚えるのなんて面倒だよ、と思う方が多いとも思うのですが、この配列に慣れた時の作業効率はそれまでの比ではなくHHKB配列無しではPCでの作業などやる気にならないほどハマります。HHKBは、限られたスペースの中でなるべくコンパクトな配列にしつつ、必要な機能は落とさず、なお且つ最小の手と指の動作で直感的に作業が出来るように作られています。考え抜かれ、非常に洗練されたレイアウトです。さらに考え抜けばもっと良いレイアウトもあるのかもしれませんが、ちょっと見当たりません。

 私も昔は日本語配列を使っていた身であり、同じ日本人が長年使い比べてここまで言うにはわけがある、と思っていただければ幸いです。また、HHKBを使った人は大体私と同じような意見になります。それによってこの配列が少しでもメジャーに近づけばいいと思います。

 なぜこれほど効率的な配列が標準にならないのか疑問で仕方がありません。日本語配列キーボードやその他の効率の悪い配列が蔓延していることにより、一体どれだけの効率が日本全体、また世界全体で失われているのか想像するだけでもめまいがします。