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CoolChipテクノロジー ヒートシンク自体を回して冷やす静かな冷却方法

 数年前から情報が徐々に出ていた、Sandia Cooler、と名付けられた技術が、次世代クーラーとして注目されていることを知りました。Kinetic Coolingなどとも呼ばれていますが、日本語にすると「動的(運動学的)冷却手法」といったところでしょうか。抽象的ですね-。

 Cooler Masterがいち早く提携してなにか製品を出そうとしている感じです。

CoolChip Technologies Inc. | The Kinetic Cooling Company

 どんなものかというと、ヒートシンク自体を回して冷やします。こう聞くと、「なんだよ結局回るのかよ、静かなの?」、と聞きたくなるかもしれませんが、動画を見る限りではかなり静かです。実はこれ結構考えたことある人多いんじゃないでしょうか。私もちょっとだけ考えたことあります。しかしそれが実用化されるのが2015年以降になるとは想像だにしませんでした。無音での冷却だけなら代替フロンを用いたヒートパイプとヒートシンクを自作したほうがいい、という結論に至りがちですからね・・・

 無音PCを目指すとSandia Coolerは選択肢に入らないかもしれませんが、風切り音が出ないように流体力学シミュレーションまで用いて最適化されたヒートシンクを2000RPMほどで回すそうです。また、ファンレスヒートシンクよりはるかに小型です。ファンレスヒートシンクは無音(0dBA)ですが、非常に大きいことが難点で、その割に高負荷時には冷却性能が怪しい場合もあるので、構成全体のバランスを考える必要があります。

www.youtube.com

 現在販売されているファンレスCPUクーラーを買おうか迷っていたところでこんな情報を目の当たりにしてしまうと、もう少し待ってみようかな・・・、と思ってしまいます。

 今使っているメインPCは十分な冷却性能でかなりの静音化が施せたので、実際もう少し様子を見るか自作したほうが満足できそうな気がしてきました。

tensor12321.hatenablog.jp