Happy Hacking Keyboard Lite2の静音化をラバースプレーで試みた結果

 結果としては、ものすごい静音性が得られることを確認しました・・・が、今回は私の不注意な加工により完成までは持っていけませんでした。塗布する箇所は、キートップを全て外した状態の、上面カバーです。その他には一切塗布しません。塗る前にプラスチックにも使えるシリコンリムーバーで洗浄しておくと良いです。また、剥がれにくくしたい場合はサーフェイサーの使用も検討して下さい。

ラバーを塗布しすぎた

 なんてことはないだろう、という気持ちで全体に塗布してしまいましたが、これがダメでした。かなり余裕がある様に思えるキー差込口の間隙は思いの外狭く、ラバーを少し塗布しただけでキツキツになります。ラバーを塗布してはいけない箇所は以下のとおりです。

  • キー差込口の側面(ただし、ここ以外にはちゃんと塗布しないと静音性が軽減してしまう)
  • スペースバー用の全てのキー差込口
  • キーの裏に針金が設置されているキーの下
  • アローキー周辺(このキーだけ元々静かであり、構造的にラバーの塗布が難しい)

 これらの箇所に塗布してしまうと、下記の通り地獄の削り修正作業が必要になります。なので、これらの箇所にはマスキングを施してから塗布して下さい。また、1回の塗布で乾燥時間が約1時間なので、薄く塗布→乾燥→テスト、と小分けにして行うのが無難です。

スペースキーとアローキーの加工をミスった

 上記のミスを犯しても、削ると普通に良い打鍵感を得ることが出来ました。今回スペースキー以外は全て成功したのですが、スペースとアローキーがダメだったので、ここから使える状態にするには削り修正作業が必要になります。

 しかし、上記塗布禁止箇所にさえ塗布すればこの作業は必要ありません。はみ出た部分を多少削る等の作業は必要になるかもしれません。

 下記画像で白濁しているようにみえるのは、溶剤によるプラスチックの変色ではなく、ラバー自体の色です。今回はクリアを塗装したのですが、一度に大量に塗布し過ぎると、この様に白濁するようです。薄く塗ったところはクリアでした。しかし隠れる部分なので、この辺は気にしなくて良いかもしれません。

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 しかし、加工が成功したキーについてはスコスコといった打鍵感になり、元のガチャガチャという感じが全くなくなるという高い効果を獲得できることを確認しました。上記注意点を踏まえて加工を行えば、この上ない打鍵感をHHKBLite2に与えることが出来ると思いました。溶剤のきつい匂いが取れるまでにしばらく時間を要するかも知れません。

 今回は軽い気持ちで非常に雑な塗りを行ってしまったため、このような情けない結果になってしまいましたが、良い経験値を得ました。ラバースプレーも初めて使いましたが非常に面白いです。

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