日本の義務教育と高校は失敗していることをもっと認めなければならない 英語

 日本の英語教育は完全に失敗しましたね。以下、失敗していると思う点。

  • 英語を学ぶ動機を与える前に、複雑な印象だけ与えて挫折させている。
  • 学ぶ動機を失った生徒を教師が事実上放置している。
  • 授業で聞く耳が育まれることはありえない。
  • 簡単な文型、文法と単語だけ教えてそれで良しとしている。
  • 群動詞の教育が最悪。

 この様な批判に対して、教師は本音では、学ぶ者の態度や自学自習の才能が問題だ、と言うでしょう。しかし、教えると言って教師になっている者が、その教え方のせいで嫌いになった生徒を放置するという点は批判されて然るべきです。子供は嫌いになるとやらないのです。
 義務教育期間というのは、地域社会で同調性圧力の様に子供を通わせるような働きかけをしていますよね? ならば、自分たちの教え方に責任を持つべきです。嫌なら教師やめちまえ、ということです。だって、子供が勉強を嫌いになってしまう教師なんて親なら誰も預けたくないでしょうから。
 教育というのは、本来親が子供に必要な情報や勉強の仕方を教え、自分で行わせるものです。ここに自信を無くし、程度の低い義務教育機関へ子供を預けてしまった親には、9年間の魔の期間が待っています。その後の人生にも大きく影響します。
 私なら絶対に程度の低い教師に子供を預けません。集団生活等の良い所や悪いところを学ばせるために、一定期間通わせることはあっても、そこで本気で勉強を学ばせようとは絶対に思いません。
 「義務教育」とは、子供が教育を受けなければいけない義務ではなく、子供が教育を受けたいと自発的に申し出た場合に教育を受けさせなければいけない義務、のことです。ここを勘違いし、思考停止している愚かな親が多いのが現状でしょう。だから、義務教育機関の教師は怠慢になり、程度の低い教育が、さも権威あるもののように今だに扱われているのです。読み書き算数を教えるぐらいなら預けてもいいでしょう。しかしもう少しトリッキーな学問(英語や数学、理科)を本気で学ばせようとするところでは決して無いのです。

 ちなみに私は英語を学ぶことが苦ではありません。とりわけ上手いわけでもありませんが、技術的な興味が動機となり、知識を漁るために勉強を始めて、目的の情報を読み解いたり、コミュニティ掲示板で交流するために書いたりする能力がある程度付きました。子供の頃はそのような動機が全く無かったので、ただの難解な暗号を見ているような感覚でしたが、高校英語文法書とネット辞書を片手にチマチマやることから始め、数年で洋書を読むぐらいは平気になりました。色々読む中で、高校英語レベルぐらいでは対応していない英文法のパターンや単語等も学び、今はネットでよくまとめられている文法サイト等をよく見ます。
 学習していて分かるのは、英語は文法も語彙もそれほど単純ではない、ということです。昔高校の英語教師は、英語はパターンを覚えれば簡単なんだ、等と言っていましたが、これは基本文型と基本文法に限った話です。実際は副詞や前置詞が入り乱れ、倒置構文や倒置構文から派生するbe動詞の特殊な用法に、口語体、古語、文体等挙げればきりがないほど学ぶべきことはあります。まぁ、このように書くと嫌な英語教師みたいに、英語に対する恐怖を植え付けているようで嫌なのでフォローしますが、この様なことがよくまとめられている英語文法サイトなどで学習することで、徐々に慣れていきます。
 英語学習で重要なのは、試験や他人からの評価を目的とするのではなく、実際に自分のために英語をツールとして使いこなせているか、ということに重点を置いて学習し続けることだと思います。もちろんその目的が困難なもの(ネイティブ並みの聞き取り力や会話力)であれば、それなりの学習や環境の用意は必要になります。