日本人の敵が日本人であることも多分にある筈だ

 原発事故後の対応や、ブラック企業問題、派遣法緩和、企業減税、大企業優遇といった流れを見ていると、やはり日本人の敵が日本人であることは十分多く発生すると思いました。
 あまり口に出して言いたくもないことですが、我々はたまたま同じ国に生まれて日本国民として存在しているだけで、殆どの人が合ったこともなく、それぞれの利益にとって合理的な行動を目指すわけです。そうすればやはり、他人が不満w思ったり不幸になったりしても、自分にとっての利益が大きくなる振る舞いをするでしょう。実際のそのようになっています。
 商売敵が居るとか、嫌いな奴が何人かいるとかそういう小さな規模での敵対関係ではなく、もっと大きな仕組みの中での利害関係で、日本人が分断されるということは、すでに原発問題等では目に見える形で起こっています。一部の日本人にとても都合の良い仕組みを押し付けておきながら、まぁまぁ同じ日本人じゃないですか、というのも気持ちが悪いというものです。
 思い返せば大きな社会の枠組みの中での対立だけではなく、我々は子供の頃から集団生活の中で、同国民同士だろうが敵になりうるのだということを経験してきましたね。学校内での対立等がそうです。これは意外と、子供同士の一過性の衝突にとどまらず、一生憎みあうほどの結果を残すこともよく有ります。小学生女児が、いがみ合いから同級生を刺し殺してしまった事件も過去に発生しました。この事件はすでに忘れている方も多いでしょうが、なかなか衝撃的な事件でした。最近では川崎中1殺害事件が記憶に新しいでしょうか。
 これが大人ともなれば、ずっと隠れた形で、わからないところで殺し合いをしていることも、可視化されないだけでたくさんあると思います。警察が発表している情報は世の中で起こっているそのような事件のほんの一部です。警察の検挙率は40%を下回ります。