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ニコニコ動画における活動ガイドラインは政権が放つ空気感に沿うものである

 ニコニコ動画において、コンテンツ内容やコメント投稿等について新ガイドラインなるものが出されました。

 この時期にこの様なガイドラインがニコ動から出されたことにピンときた方もおられるかとは存じますが、このガイドラインの真の目的は、個人が出しているコンテンツや、個人配信者の名誉や利益保護などではなく、政治的発言や、政権批判の抑制が真の目的だと考えて間違いないでしょう。
 そもそもニコニコ動画は、批判やアンチコメントと呼ばれるものを容認し、それらが作り出すカオスに人が集まることを狙って運営してきたものなので、わざわざコンテンツに対するアンチコメなどを規制しなくても、対象とするコンテンツを好きな人は好きだし、嫌いな人は嫌いなままなのです。
 またなによりも、今回のガイドラインは内容が曖昧で、名誉毀損等を想定しているというのであればその範疇からは逸脱しており、「運営がまずいと思ったもの」は、運営の裁量において削除等の措置を採るということになっています。
 実際に名誉毀損等が発生しても、訴えが発生し、司法からの法的効力の有る命令が発生してから関係者がそれぞれ対応するというのが我が国における法治なので、自由にコメントやコンテンツをアップロード出来るという仕組みを提供している業者がこの様な曖昧過ぎる裁量を設けるというところに非常に違和感を感じますし、カオスを望んでサービスを展開してきたことは事実なのに、今頃さも善人面をしてこの様なガイドライン発布に至るということ自体が気持ち悪いです。

 これは独断ですが、現政権の意向に、政権からの働きが無いと仮定しても、擦り寄っていると思われて然るべきでしょう。