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プログラミングコンプレックスによって「プログラミングやソフト開発なんて誰でも出来る」などとつい口にする何もしたことのない奴がいなくならない件

 コンピュータやネットワークの仕組み、並びに自然科学を理解してプログラム開発を行うということは、個人的にはそれなりの精進が必要だと思っているのですが、そのような精進を行っている者を横目で見ている何にも取り組んだことのない者が、「プログラミングなんてもう誰にでもできるんだから」、などという事を口にする機会に結構な割合で遭遇します。そして、それは大体、プログラミングやコンピュータ・サイエンスなどというものにはまともに触れた事がなく、ただ単純に、自分でじっくりと取り組むことが出来ない摩訶不思議な事に対し、(その人達から見て)平然と取り組んでいるように見える人たちに対して間違った方法で優位を確保しようとして失敗しているケースだと思われます。
 しかし、事はそう単純な分析で済むものではないのだと、よくよく考えると気づきます。それはどういうことかといえば、上記の様な発言をする者は、ソフトウェアやネットワークのパワーによって、実は存在しなくても良い似非ホワイトカラー職に就いている自分たちの立場が脅かされることを直感的に悟っているのです(肉体労働はなくならないという前提で言っています)。
 上記のような発言をしたからといって、この問題がどうこうなるはずもないのですが、焦燥感をとりあえず解消するために、自分たちの職を本質的にいつでも無くすことの出来るパワーに対して嫌味を言っているに過ぎないのです。
 私も長年の友人であった者がこのような発言をした時には心の底から情けないと思いましたし、実戦無き者が深遠なる技術の世界に対して評価を試みるとは何事かと思ったものです。もう少し思慮深い人間ならばこのような発言は絶対にしないでしょうが、そうではない者には耐えられない現実や周辺環境というものが存在するのも確かです。
 人には評価するための資格というものが確実に存在すると私は思っています。自分が取り組めもしないことに対して、間違った言葉だけで優位にたとうなどという浅はかでみっともない事をしている者に、そのような資格があるはずもないことは確かです。